消費させられる街
NY Timesが、 公共の場にあるベンチが人に長居させないようなデザインへと変化していることについて、取り上げていた。記事は登録しないと読めないようだけれど、要約されたビデオはこちら。NYは、ホームレスをそのような場所に滞在させないようにしたのがきっかけだったらしい。
結果として起きたのは、問題の解決というより、臭いものに蓋をしたようなだけだった。ホームレスの人数は減らず、ただ目立つ場所から排除された。そして、街で生活する人たちは、何もせずに一息つける場所を失っていった。
ホームレス対策が主な動機かどうかは分からないけれど、似たような変化が東京でも起きているように感じる。真ん中に手すりがあるベンチや、立ったまま使う前提のベンチが増え、公共の場で休める場所が驚くほど少ない。休憩しようと思うと、どこかのカフェに入らなければならず、そしてどこも満席。一息つくにもお金を払わないとできない街になりつつある。
昔からこんな感じだったかなぁ、と考えてみる。歳のせいかもしれない。でも、今の方が東京での生活は窮屈に感じる。